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ビジネスマインド

本物の見分け方

日向です、

ネットビジネスの世界には偽物がたくさんいます。

そこで、今日は『本物』の見分け方をお伝えします。

福岡県に行きつけの美容院があります。

もう何年も通っています。

ヨーロッパに住んでいた時は
この美容室に行くためだけに
日帰りで帰国までしていました。

私の髪の毛の癖、頭の形、そして
毛髪の数まで理解してくれています。

ここの美容師さんとは年齢も近く
彼もゼロから起業した人なので
ビジネスの話ができるのも
ハマってしまう理由の1つだと思います。

私は世間話があまり得意ではないので
髪を切っている1時間くらいの間に
ビジネスの話ができるはかなりありがたいです。

先日も髪を切ってもらっていた時に
この美容師さんから面白い話を聞きました。

『一発屋』と『永続的に稼ぐ人』の違いです。

どの世界にも『一発屋』と呼ばれる人がいます。

世間を騒がすヒット商品を出した後に

「あの人って今なにしてるんだろ?」

と言われる、一発で消えていく人たちです。

インターネットビジネスの世界では
他の業界よりも一発屋の人数が
多いような気がします。

美容師の業界にも、たくさんの一発屋がいるそうです。

1999年ごろ、

「カリスマ美容師」という言葉が
流行しました。

シザーズリーグという、美容師同士がバトルして
勝ち負けを競うテレビ番組が火付け役となり

『将来なりたい職業』

の上位に美容師がランクインしてました。

「将来は美容師になりたい!」

という若い子が続出しました。

しかし、今はそのブームも去って最近では...

「結婚したくない男の職業」

のワースト2位に選ばれるほど
人気がなくなってきています。

(ちなみにワースト1位は飲食店)

ヘアースタイルの業界では、

2013年ごろからツーブロックという
ヘアスタイルが流行しました。

多くの芸能人やスポーツ選手が2ブロックになり
色んな人が真似して2ブロックブームになりました。

美容師さんいわく

「2ブロックはサラリーマンもできるので
人気があるんですよ」

と言います。

例えば、高齢の会社のお偉いさんなどは
若者のチャラチャラが嫌いな人が多いです。

しかし2ブロックは、髪のセット次第で
『かりあげ』に見えます。

少し高齢の方は、

かりあげ=真面目

というイメージがあるので

「お、刈り上げてるな。感心、感心」

となるようです。

しかし実は、2ブロックは遊びやすい髪型で

勤務中は、刈り上げ風に。
休みになったら、芸能人風に。

という感じで、オシャレにも真面目にも
変身させることができます。

これが、ヒットを起こした要因ではないかと
美容師さんが言っていました。

しかし、

このヒット髪型である2ブロックは
美容業界に深刻な問題を引き起こしました。

ワンパターンの中途半端な美容師

を量産してしまったのです。

この時期に美容師になった人は

多くのお客さんが「2ブロックで」と言うので
そればかりやりました。

そして、2ブロック以外のカットや
提案ができなくなりました。

ブームが去っても、2ブロック以外が
できないのです。

また、世代による価値観の違いが
さらに深刻な問題を引き起こします。

昔の美容業界は、思いっきり体育会系で
仕事後の居残り練習は当たり前でした。

お店によっては、殴る、蹴るも当たり前、
という所もあったそうです。

一流店になると、お店に寝袋を用意して
家に何日も帰らないで練習する人が大勢いました。

しかし...

カリスマ美容師という言葉も『死語』となった今

「プライベートの時間を削って一人前になろう!」

なんて、情熱のある若い人が殆どいなくなりました。

見習いの美容師が仕事の後に
居残り練習するのは当たり前でしたが、

今は帰りが遅いと『親』から電話が
かかってくる事も多いそうです。

20代の大人の男性の親が

「うちの子の帰りが遅い!」

と電話をしてくるというのです。

「子供じゃないんだから...」

と思いますが、そういう人が
増えているみたいです。

そして親からクレーム電話がかかってきた時に

「いいですか、お母さん。彼の将来と技術のためなんです!」

なんて力説しようものなら...

翌日には退職届、

もしくは音信不通だそうです。

「う~ん?」と頭をかしげたくなりますが
こんな親や若者たちでも美容業界は
我慢していると言います。

なぜなら、人材不足だからです。

美容師ブームが去ってしまったのに
美容室の数だけは増え続けています。

そして離職率も高いので

「辞められては困る」

と多くの美容師が『甘やかして』育てるようになりました。

「そろろそ現場に出してくださいよ」と
まだ一人前とは言えない見習いの意見も飲む事も多く
半人前を現場に出すようになってしまいました。

ここで追い打ちをかけるかのように
2ブロックが登場しました。

2ブロックは、簡単に言えば刈り上げですので
そこまで技術が必要ではないらしいです。

ですので、見習いの若者でも
『そこそこ』できます。

そして稀にお客さんから褒められる事もあります。

すると...

「俺は実力がある!」

と勘違いした見習いが増えてしまいました。

当然彼らは、

ワンパターンの2ブロックしかできません。

当然ですが、美容の業界もファッションと同じで
流行り廃りがあります。

ブームがあります。

2ブロックのブームが去ったら...

甘やかされて、なおかつワンパータンのカットしか
できない美容師たちがどうなるか?

1:力不足を感じて辞める

2:ブームが去ったダサイ2ブロックを客に勧め続ける
(そして被害を被るのはお客様)

という現象が起こります。

最近の美容室の業界は、こんな状況になっているそうです。

この話を聞いた時に、

「どの業界でも同じだな~」

と思いました。

お金儲けの世界は、基本的に何の資格もいりません。

ビジネスは誰にでもスタートできます。

そしてラッキーパンチがあります。

偶然ブームにマッチした『だけ』で
成功する人が出てきます。

社会経験も少ないため、人として最低限の
礼儀や義理や人情も知らない金持ちが増えました。

彼らは当然ワンパターンです。

ただ、美容業界と1つ違うのは

お金儲けの世界では

『勝ちパターンで攻め続ける』

のは王道です。

フラフラするアイデアマンよりも
一点集中して勝ちパターンを繰り返す人の方が
儲かる金額や確率は高くなります。

しかし...

・基本もできていない
・ブームに運良く当たっただけ
・ワンパターンの法則しか知らない

こんな人が『コンサルタント』『セミナー講師』になったら
かなりマズイ状態になります。

「俺がコレで成功したんだからやれ!」

というような、時代遅れの本質から外れた
ノウハウを強要することになります。

こんなノウハウを聞いても、当然成功できません。

基本的には、成功のスピードをあげるには
既に成功している人から教わった方が良いと思います。

ただし、

・ワンパターンではない
・常に新しい情報を取り入れている
・基本や本質を理解している

その上で、

最低でも3年、できれば10年以上成功していて
教え子の成功率が高い人を選んだ方が良いです。

もしあなたが、上記の話に共感できるのでしたら
ぜひ以下のニュース番組を視聴してみて下さい。

世界中からコレクションした最新のネタを
本質的に解説したニュース番組です。

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