イイトコメガネ、ついてますか?
最近、「現代広告の心理技術」を
脱線した話が続いていたので、
話を先に進めます。
今日は67ページからの話です。
「モノを買うことの二次的メリット」
というところです。
二次的メリットがどんなものかは
本を読んで頂ければわかります。
今回僕が伝えたいのは
「メリットを熟知することの重要性」
仮に皆さんが
インターネットでリンゴを売るとします。
英語でいうとアップルです。
早くリンゴを売りたくてウズウズして、
はやくリンゴのいいところを紹介した
文章を書きたくなりますよね。
でも、ここで重要なのは
「どれだけリンゴの良いところを知っているか?」
です。
そのリンゴの色・ツヤが
いかにすばらしいか?
他のリンゴに比べて、どんな食感で、
どれくらい甘いのか?
そういった”リンゴそのもの”が持っている
いいところだけではありません。
そのリンゴを食べた人がどうなるのか?
そのリンゴを家族に出した
お母さんはどんな気持ちになるのか?
というところまで、
深く突っ込んで考えてください。
(これが二次的メリットです)
リンゴを食べた人は、
美味しさを楽しむだけでなく
健康的な体をつくれます!
このリンゴを食べると、
家族も大喜び!
小さい子供はあまりの美味しさに
取り合いのケンカになるかもしれないので
注意が必要です。
などなど、色々なメリットが
想像できると思います。
往々にして、人が商品の購入を決断する時、
商品そのもののメリットよりも
二次的メリットに惹かれて買うことが多いです。
(↑ここ、大事です。)
二次的メリットを見つけるには、
注意深く、時間をかけないといけません。
文章を書く以前に、
自分が書きたい対象について
理解を深めてくださいね!
リンゴのような形のある商品の場合は、
メリットもわかりやすくていいのですが、
目には見えないサービスなどになると、
注意深くメリットを考えないと
すぐにメリットを見落としてしまいます。
僕は何かの商品を紹介するときは、
最低でも30個はメリットを
探すようにしています。
(無理矢理にでも。笑)
「どれだけ必死に探してもメリットが
見つからないんですけど・・・」
という場合はですね、
その商品は売ってはいけません。笑
コピーライティングと
良い商品との関係は、
優秀なレーサーと
ハイスペックなスポーツカーの
関係に似ています。
いくらレーサーの技術が高くても、
ボロボロの軽自動車では
レースに出ても勝てません。
コピーライティングと商品も同じです。
いくら色々なテクニックを駆使して、
素晴らしいコピーを書いても、
商品自体がイマイチだと売れません。
当たり前のことなんですが、
見落としがちなことなので
ちょっと気をつけてくださいね。
ではでは、今日はこのへんで!