バンドワゴン効果
いつもブログを読んでいただき
本当にありがとうございます。
この講座を始めてから、
毎日のように嬉しいメールを
いただいています。
全部は返すことができませんが、
全てのメールを読ませてもらってます。
貴重な時間をつかって、
メールを読むだけではなくて、
さらに時間をさいて、
メールを送ってもらえるなんて、
本当にありがたいことです。
メールにブログの感想を書く事は
講座で学んだことのアウトプットにも
なるので、必ずコピーの上達も早くなります。
インプットって本を読むだけでいいので、
意外に簡単にできちゃうんですが、
それをアウトプットするとなると、
めちゃくちゃエネルギーを使います。
要するに、めんどくさいんです。
僕も一昔前までは、インプットばっかりで
アウトプットを全然しませんでした。
本を読んだりメルマガを読んだりしてると
とりあえず勉強しているから、
「自分は頑張ってるんだぜ!」という
気分になって満足していました。笑
アウトプットすることの難しさは
僕も重々承知です。
でも、そんななかで
ムリヤリ求められたわけでもないのに
自らすすんで、メールの返信として
アウトプットができる。
これって本当にすごいことです。
いつもメールをくれる人のなかには、
会社でバリバリ働きながらも、
時間を捻出してメールを打ってくださる人もいます。
「この人、絶対にコピーライティングで
バリバリ稼いでいくんだろうなぁ・・・」
「僕もうかうかしてられないなぁ・・・」
なんて思いながら、読ませてもらっています。
講座の質を高めていくことが、
僕にできる恩返しだと思うので
ぜひぜひ、これからもよろしくお願いします!
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さて、ここからが今日の本題です。
『バンドワゴン効果』について
説明していきます。
現代広告の心理技術101の
61ページからですね。
バンドワゴン効果の詳細については、
本に詳しく書いてありますので、
本を持っている人は、読んでみてください。
本を持っていない人は、
「バンドワゴン効果」でググってください。
かなり有名なので色々なページが
ヒットするはずです。
簡単にいうと、バンドワゴン効果とは
「みんなと同じだと、嬉しい・楽しい・安心する」
という心理的な効果です。
人間には、何かの集団に属したい
という強い欲求があります。
なぜなら、大昔から、
人間は集団でしか生き延びることの
できない生物だったからです。
なので、心理学の世界では
集団への所属欲求は
生まれた時から人間が持っている
欲求と一つと考えられています。
だから、流行の洋服を身につけていると
”安心”しますよね。
多数派に所属していると、”優越感”
を覚えたりしますよね。
その感覚こそ、バンドワゴン効果です。
詳しくは本に書いてある通りです。
が、しかし、
この講座はあくまでも『実践』で
コピーライティングテクニックを
使えるようになることが目的でしたよね。
ここでもう一度、このメールの
前半部分を読んでみてください。
「====」で区切られた前の部分です。
実は、バンドワゴン効果を
文章に取り入れているのがわかりますか?
今日のメールの前半を読んで、
「メールの返信なんて送ったことないなぁ。
今度送ってみようかなぁ・・・」
とか、
「私はメールを送ってる!よしっ!」
とか、思ったりしませんでしたか?
今日のメールの前半部分は、
そう思うように意図して書いた文章なんです。
(だからといって、嘘は書いてません。)
どういうことか、説明します。
メールの前半で、僕は
『メールに返信をくれるすごい人集団』
『メールに返信しない普通の人集団』
の2つの集団を意図的に作りました。
メールの返信をくれる人は
とても良い人で成長も早い
と書くことで、
暗に「返信しない人」と差別化しています。
そうすると、どう感じるでしょうか?
いつもメールを返していて
すごい人集団に入っている人は
優越感を覚える可能性が高いですよね。
逆に、普通の人集団に入っている人は、
すごい人集団に入りたいと思う
可能性が高いです。
あくまでも「可能性」の問題なので、
全員がそう思うわけではありません。
ですが、こういうことを言うと、
メールに返信をもらえる可能性は
確実に上がっていきます。
こんな感じで、知らず知らずのうちに
心の動きを意図的に操作できちゃいます。
今回は、バンドワゴン効果を
実際にどのように使うか説明するために
”タネ明かし”をしましたが、
僕の書く文章ではこういう仕掛けが
他にも色々と使われています。
どうですか?
コピーライティングって
面白いと思いませんか?
あんまり語りすぎると
腹黒い人間だと思われてしまうので
今日はこのへんで!笑